国道5号線の雪山トンネルの最低制限速度が時速60kmから70kmに引き上げられた。10日には取り締まりが始まり、違反者には3,000台湾元から6,000台湾元（約1万800日本円から2万1,600日本円）の罰金が科される。
交通部（日本の国交省に類似）台湾区国道高速公路局によれば、1カ月の周知期間を経て10日に警察官による正式な取り締まりがスタート。違反者に対する罰金は3,000台湾元から6,000台湾元。
雪山トンネル内には従来から自動速度取締機が6カ所に設けられているが、「雪山トンネル自動化科学的法執行システム」の使用を開始してからは、平均で1.6kmごとに写真とビデオ撮影の機能を備える法執行設備を設置する。これにより雪山トンネルは上りと下り合計16個の設備で最高速度違反、最低速度違反、みだりな車線変更、あおり運転、車間距離不保持などの違反行為を取り締まることができるようになる。